5Gがどのようなものか知っていると知らないとでは大きく違ってきます。今後どのように時代が変わっていくか人より早く知ることでビジネスも成功した人もいます。次の未来がみえていれば全然違う成功がつかめます。
5Gとは
5Gとは5generation(世代)の略。第5世代移動通信システム。
各世代について
1980年 1G
携帯電話。外で電話ができるが音質は良くなかった。

1990年 2G
メールが打てるようになった。音質も改善された。
2001年 3G
iモード、ezweb。情報のプラットホームがみられるようになった。できることは増えたが重く時間がかかっていた。
2012年 4G
スマートフォンの普及。動画を見れる。ゲームできる。
2020年 5G
①高速大容量通信
②超信頼・低遅延
言葉の通り超信頼でき人間が感知できないほどの遅延。
③多数同時接続
人が多くてもつながるようになった。
①~③は技術の成熟により可能となった。
2019年4月3日アメリカと韓国では5Gが始まってます。しかし、世界初をとりたいが為、まだ全てのエリアではない。とりあえずの状態。5Gを上手く利用する企業の出現や上手く利用する仕組みが出来なければ使いこなせない。
5Gの技術
ビームフォーミング・・・特定の方向に、高品質な信号をより確実に届ける技術
エッジコピューティング・・・利用者や端末と物理的に近い場所に処理装置(エッジプラットフォーム)を分散配置して、ネットワークの端点でデータ処理を行う技術。
5Gで出来ること
①動画
大容量、ギガ無制限、高画質でみれる。例えば折りたたみスマホの大きな画面で映画をみれる。しかも2時間の映画を3秒でダウンロードと高速。
最近のYouTubeの動画も以前より高画質で長時間みれるようになっていますがさらに5Gは上をいく。動画の作り手によって更なる進化がおこりうる。
②VR/AR
仮想現実と拡張現実。ライブやスポーツの見方がかわります。マルチアングルで生で様々な角度からみれる。VRでも見れるかもしれない。会場にいる方と変わらないような状況を味わえる。
③ゲーム
④自動運転
レベル0:手動で普通の車。
レベル1:アクセルとブレーキもしくはハンドル動作のどちらかを車がコントロールしてくれる。
レベル2:両方を車がしてくれる。現在は2を作っている。
レベル3:ほぼ車。人じゃないと対応できないイレギュラーな時だけの操作。
レベル4:エリア内は全て自動。
レベル5:その国の全域で自動。

5はいつ頃実現可能ですか?

2030年代ですが指定域の完全自動化は2020年代に実現できるといわれてます。
実現すれば行先を指定するだけで渋滞なく最短最速で目的地にたどり着けます。
⑤医療
遠隔診断や遠隔手術又は遠隔で手術指導ができる。またロボットがあれば遠隔でリアルタイムで手術できます。ロボットには手振れ補正やズーム機能もついていたりもする。逆にロボットでの手術のほうが安全な時代が来るかもしれない。
今でもスマートウォッチはつけているだけで心拍・心電図・脈拍などの健康状態が把握できます。5Gではより正確に健康状態が把握できるうえに緊急時にはコネクティッド救急車で最速で駆け付けます。自動運転の車が路上を走っている為緊急車両が通る時は自動で道を空けます。
救急車の中でもロボットで遠隔手術・応急処置が可能。
⑥商品購入
皆さんAmazon goはご存じでしょうか?Amazon実際の店舗ひとつです。
レジがないお店です。入店時にスマホを駅の改札のような感じでかざしたらあとは自由に商品をとって持って帰るだけ。自動で決済されます。

そのうちタッチすら必要でなくなるといわれてます。店に入って商品をとって帰る。ほぼ万引き状態です(笑)
スマホが消える
ディバイスがそこら中にあるとしたら持ち歩くことなく発声すればどこでも操作できる。町の壁やガラスに映ったり音声もイヤホンなくとも聞くことができる。いわばスマートシティです。
5Gのリスク
①プライバシーの問題。全ての行動や情報が管理出来てしまう。勝手に利用されたり悪用されることで犯罪に巻き込まれるリスクがある。
②スコアリング。全てのジャンルにおいて点数化されることで差別・事故・犯罪などが加速する。
③地域格差がでる。5Gの環境が整うには時間がかかる。都市が早めに整うことで地方の人口減少がおきたり、地方には情報が行き渡らないなどの問題のリスクがある。
コメント